第十四巻 革命的マルクス主義運動の発展
 目次
革命的マルクス主義とは何か?
 ―― 日本革命における革命的共産主義者の組織戦術の原則問題をめぐって ――
 
  六〇年安保反対闘争とわれわれの闘い(第二版序文)
 
  革命的マルクス主義とは何か?
 
Ⅰ スターリン主義崩壊の前夜
  A 国際スターリン主義運動のたそがれ
  B 日本スターリン主義の衰退
  C 第四インターナショナル
  
Ⅱ 日本トロツキズム批判
  A 運動の概観
  B 組織戦術上の中心問題
    なぜ統一戦線は結成されなければならないか?
    教条主義とセクト主義を破棄せよ
    加入戦術と統一戦線戦術とを結合せよ
  C 理論上の欠陥
     (一)レーニンとトロツキーの独裁論の評価にかんする問題
     (二)トロツキーのソ連論にかんする問題

  
Ⅲ マルクス主義の現代的展開とは何か?
  A マルクス主義の本質論的性格
  B 修正主義の論理
  C マルクス主義の適用の論理
  
Ⅳ 日本革命とわれわれの課題

  
    (図解)認識と適用の構造
 
 《附録》
わが革命的共産主義運動の特質
 Ⅰ 革命運動における後進国の優位
   1 瓦解した公認左翼戦線
   2 日本におけるトロツキスト運動の勃興
   3 わが反スターリニズム運動の独自性
   4 革命的マルクス主義の哲学的根拠 ―― 戦後主体性論者の今日的堕落に関連して ――
   5 代々木共産党からの右翼的脱落 ―― 日本トリアッティ主義者の場合 ――
   6 非マルクス主義者による「スターリン批判」
   7 われわれの運動と西ヨーロッパの非スターリン化運動

  
 Ⅱ 平和擁護運動批判から反戦闘争の革命的推進へ
   1 スターリニスト平和運動批判の根本視角
   2 ソ連核実験問題を発端とした戦略論争
   3 日共系全学連を左傾化させるための闘い
   4 安保反対闘争における党派闘争
   5 米・ソ核実験反対闘争の教訓

  
 Ⅲ 組織づくり路線における分裂と発展
   1 第四インターナショナルの形成と衰退
   2 わが自称トロツキストの末路
   3 「加入戦術」をめぐる論争と組織戦術論の形成
   4 「一九五八年問題」をめぐって
   5 安保ブントを解体するための闘い
   6〝共学同〟路線を粉砕するための闘いの挫折
   7 わが革共同の腐敗の深化

  
 Ⅳ 革共同第三次分裂の革命的意義
   1 大衆運動主義との決別
   2 ブクロ式二段階戦術の粉砕
   3 ズブズブ統一行動路線の克服
   4 ブクロ式「地区党」建設との決裂
   5 官僚主義との闘争

  
 Ⅴ むすび
  
あとがき
  
逆流に抗して
―― 革命的共産主義運動の創成 ――
 
  まえがき
 
Ⅰ 日本共産党第七回大会とわれわれの立場
  
Ⅱ 革命的マルクス主義の旗のもとに
  A われわれの立脚点 ― 逆流に抗して
  B 「反帝・反スターリニズム」のスローガンについて
  C 反レーニン主義的分派闘争の教訓

  
Ⅲ 「反帝・労働者国家擁護」について
  
Ⅳ 〝共産主義者同盟〟の本質は何か?
  
Ⅴ 日本革命的共産主義者同盟・全国委員会に結集せよ!
  A 反スターリニズムのたたかい
  B 「反帝・反スターリン主義」の旗のもとに

  C 宣言 ―― 西分派の破産とわれわれの立場

  
Ⅵ 苦闘をつづける国鉄の同志諸君に訴う
  
Ⅶ 労働運動の危機の打開のために
  
Ⅷ すわりこみストから鉱山占拠へ!

  
Ⅸ スターリニズムとトロツキズム
  A 反スターリニズム闘争の現段階
  B 「全学連問題」の意味するもの
  C 労働者階級のヘゲモニー確立へ!

  
Ⅹ 安保闘争の教訓 ―― プロレタリア党のための闘争 ――
  
Ⅺ 革命的マルクス主義で武装せよ! ―― 極左ブランキズム反対 ――

  
第三刷への後記
 〔著者執筆以外の論稿(グレーの文字)は割愛〕
 
スターリン主義批判の基礎
  
  まえがき
  
Ⅰ 世紀の大転換
  1 スターリンの死
  2 第二〇回党大会
  3 その波紋

  
Ⅱ スターリンは誤っていたか?
  4 なぜ個人崇拝がうまれたか?
    一 「スターリン批判」以後
    二 スターリン主義とは何か?
    三 中国でのスターリン評価
    四 組織と人間
    五 歴史と人間
    六 裏返しの教条主義
    七 個人崇拝とロシアの社会的状況
    八 ロシアの精神的風土と個人崇拝
    九 「共産主義という名の宗教」?
   一〇 「スターリン批判」の意味するもの
  5 「戦争は不可避ではない」?
  6 平和革命は可能か?

  
Ⅲ スターリン主義の秘密
  7 「スターリン批判」の教訓
  8 個人崇拝とスターリン哲学
  9 スターリン哲学の限界

  
あとがき
  

 第十四巻 刊行委員会註記
 
 プロレタリア解放のために全生涯を捧げた黒田寛一