■新世紀 第287号(2017年3月)
〈ロシア革命100周年〉
資本主義ロシアを転覆するプロレタリア再革命の炎を

  Ⅰ〝雷帝〟プーチンの政治的軍事的攻勢
     同盟国シリア死守を賭けてのアレッポ攻略
     トランプ新政権との「協調」関係構築の策略
  Ⅱ 経済危機のりきりと国内支配体制の強化
     〈原油安・ルーブル安・経済制裁〉の三重苦
     ロシア愛国主義の大洪水とロシア左翼の無力
  Ⅲ ロシア革命の生きた伝統を甦らせよ
      マルクス思想で武装しスターリン主義の超克を!



■新世紀 第281号(2016年3月)

《ソ連邦崩壊25年》
資本主義ロシアに反スターリン主義運動の奔流を

  1 「IS撲滅」を名分としたシリア空爆を弾劾せよ
     クリミア併合・ウクライナ軍事介入反対!
  2 プーチン専制体制とその経済構造の歴史的特質
     A FSBを実体的基礎とした強権的=軍事的支配体制
     B 経済立て直し=ロシア型国家資本主義への推転
  3 エリツィン・ロシアに反スターリン主義の檄
     A 二次にわたるわが同盟派遣団の画期的な闘い
        第一次派遣―1992年11月モスクワ
        第二次派遣―1997年11月レニングラード
        〝略奪資本主義〟への陥落
     B ロシアの大地に根づく黒田の哲学と革命思想
        ロシア語版『ゴルバチョフの夢』発刊のこだま
  4 スターリン主義を超克し第二のプロレタリア革命へ 


 

■新世紀 第280号(2016年1月)

プーチン政権のシリア軍事介入を弾劾せよ
  A 「IS掃討」を名分にした反アサド武装勢力殲滅戦
  B シリア内戦の「政治的解決」をめぐる角逐の激化
  C 米・露のシリア軍事介入反対の闘いを巻き起こせ!



■新世紀 第276号(2015年5月)

中国との結託を基礎に勢力圏拡大を図るプーチン・ロシア
  Ⅰ 版図拡大をかけてのウクライナ軍事介入
     ロシア大国ナショナリズムの国境を越えての貫徹
  Ⅱ 中国との同盟的結託の強化を基礎にしての対米挑戦
     反米の国際的包囲網の形成
  Ⅲ 米欧の対ロシア制裁と原油価格暴落による経済危機
     逆オイル・ショックによるルーブル暴落
     難産の「ユーラシア経済同盟」
  Ⅳ 大ロシア民族主義の濁流を打ち破れ
     残存スターリン主義諸党の荒廃
     プーチン政権打倒の階級的戦列を!



■新世紀 第275号(2015年3月)

ウクライナ内戦の悲劇を真に突破するために
― 今こそスターリン主義との根底的訣別を ―

  ウクライナ激動のただなかから
  「反ファシズム」に逃亡 ―― ロシア共産主義労働者党のばあい
  民族主義台頭に愕然とし立往生 ―― プローニンのばあい
  「スターリン主義的歪曲」とは言うが… ―― ロシア共産主義者党のばあい
  お腹の中のスターリン主義をうち砕け!


■新世紀 第271号(2014年7月)

プーチン・ロシアのクリミア軍事占領・併合を弾劾せよ
  クリミア・セバストポリの編入を強行したプーチン政権
  対露制裁をめぐる米・欧諸国の不協和音
  新たな民族=宗教戦争の危機を突き破れ!
  ウクライナ人民解放めざして決起せよ!



ロシア版図拡大の野望をたぎらすプーチンの犯罪
  Ⅰ クリミア軍事占領 ―― 新たな戦争放火
      「ロシア系住民保護」の名による電撃的侵攻
      対ロシア制裁をめぐる米・欧・日の不協和音
      新たな宗教=民族戦争勃発・拡大の危機
  Ⅱ ウクライナの内戦勃発 ―― 東西分裂の危機
      「連邦制への移行」をめぐる角逐
      腐敗せるヤヌコビッチ政権の自滅的崩壊
      ウクライナ民族主義台頭の底流にあるもの
  Ⅲ スターリン主義ソ連邦崩壊の思想的意味
      スターリン式民族政策の反労働者性とゴルバチョフ式「改革」の茶番
      スターリン主義の真実の超克を!



■新世紀 第270号(2014年5月)

アメリカの没落につけこむプーチンの「強大国」復権策
  Ⅰ 〝プーチン統治〟の限界露呈
      自爆攻撃の炎に包まれるソチ五輪
      経済的失速と〝資源依存経済〟の重石
      「愛国主義」の鼓吹と政権基盤の強化策
  Ⅱ 「国益」貫徹のための外交攻勢
      中東における拠点死守と関与の拡大
     「多国間安全保障体制の構築」を掲げてのアジア進出
     「ユーラシア同盟」形成の諸困難への焦燥
  Ⅲ プーチン専制支配体制を突き破る労働者階級の反撃を!
      ロシア左翼の混迷を突破して闘おう



■新世紀 第265号(2013年7月)

雷帝プーチンの焦燥と嘆息
  Ⅰ 「シェール・ガス革命」の衝撃
      資源大国の屋台骨の動揺
     「ユーラシア同盟」構想頓挫の危機
      資源開発をめぐる政策的対立と利権抗争の激化
  Ⅱ ロシア愛国主義の空叫び
     「強大国復権」戦略の展望喪失
      外資頼みの「経済の現代化」策
      強権的支配体制の綻びへの焦り
      プーチン政権打倒の階級的戦列を



コラム 窮地のロシア・天然ガス輸出
  ガス・パイプラインによる対欧州輸出が危機に
  東アジア向けLNG生産でのりきりを策す


■新世紀 第261号(2012年11月)

「強大国ロシア復活」への加速の号令
  Ⅰ 強権的=軍事的支配体制の弥縫
  Ⅱ 中露主導の「新国際秩序」形成の策略
      アジアにおける米・日―中・露の角逐の激化
  Ⅲ プーチン流〝富国・強兵〟策の虚構
  Ⅳ プーチン政権打倒の階級的戦列を!
      スターリン主義との訣別を!



「反プーチン」運動の高揚とロシア左翼
  Ⅰ 「右と左」の呉越同舟
  Ⅱ マルクス主義からの脱落 ― ロシア共産主義者党など
  Ⅲ 破産したソ連共産党ののりこえを模索 ― 共労党のばあい



■新世紀 第257号(2012年3月)

強大国復権の幻影を追い求めるプーチン・ロシア
  Ⅰ 「プーチン・レジーム」への反逆
      反プーチン・デモの高揚と統一ロシアの下院選惨敗
      アメとムチによるのりきり
  Ⅱ 「強大国ロシア」復権のための策略
      旧ソ連邦の版図復活=「ユーラシア連合」創設の策動 
      中国との同盟的結託を基礎にしての政治的軍事的攻勢
  Ⅲ 労働者階級の階級的反撃を!
      強権的=軍事的支配体制の根底的動揺
      スターリン主義を克服し真実の労働者党の創成を



ソ連邦の自己崩壊以後20年
スターリン主義を超克し革命の新世紀を切り開け
  1 〈暗黒の世紀〉を突き破るわが責務
     〈歴史の大逆転〉
      現代世界の戦乱と経済危機の一挙的深まり
     〈貧困と失業〉強制に抗する各国での人民決起とその〝限界〟
  
2 ゴルビー主義の世紀の犯罪
      A 「八月クーデタ」の破産
      B 亡国ロシアの悲劇
      C ソ連邦自滅の元凶 ― ゴルバチョフのアンチ革命
  3 今こそ反スターリン主義運動の真価を発揮して闘おう


■新世紀 第252号(2011年5月)

「強大国ロシア」復権へのあがき
  Ⅰ 朝鮮戦争勃発の危機切迫 ―― 対米の臨戦的対峙
     A 「朝鮮半島の緊張緩和」を謳っての政治=外交攻勢
     B 中・印との結束にもとづく対アジア政策の展開
  Ⅱ 「多極化」の名によるアメリカ「一超」支配の打破
     A 対米対抗の核軍事力増強と「国際的核管理」の強化
     B EUとの癒着にもとづくNATO同盟の換骨奪胎
     C 中東(中洋イスラーム圏)への「関与」の強化
  Ⅲ 〈ドル体制〉の掘り崩しとエネルギー資源支配の策略
     A 「新国際経済秩序」構築を掲げての「IMF改革」
     B 石油・天然ガス支配の野望と原発輸出の推進
     C CIS再統合 ―― 独自の経済圏構築の模索
  Ⅳ 「現代化ロシア」実現にむけての諸困難
     A 外資依存の「イノベーション革命」なるもの
     B 「民主化」の名による強権的=軍事的支配体制の弥縫


■新世紀 第247号(2010年7月)

ロシア勢力圏にとりこまれるウクライナ
  Ⅰ「東西の懸け橋」の名による〝親露〟国家への転回
      ロシアとの〝国家連合〟形成への序走
     「オレンジ連合」解体のための連立政権形成
  Ⅱ「オレンジ革命」埋葬のためのロシアとEUの結託
      ロシアとの協調強化に踏みきったEU
     〝ロシア勢力圏〟再興への奔走
  Ⅲ 国際金融危機・世界同時不況下での破産国家への転落
      ユーシェンコ政権の〈負の遺産〉
      生産基盤の劣化と産業構造の奇形性の深まり
  Ⅳ ヤヌコビッチ政権の危機突破策と階級闘争の危機



■新世紀 第245号(2010年3月)

幻影の「強大国」ロシア
―〝石油依存経済〟からの脱却にあがくプーチン=メドベージェフ政権 ―

  Ⅰ 胡錦濤の中国と結託しての「強大国ロシア」復権の策略
     A 「核軍縮」の追求と対米対抗の核軍事力増強
         新「全欧安保体制」構築の策略
     B 上海協力機構を中軸にしての反米国際包囲網の強化
         SCOの軍事・経済協力機構への押しあげ
     C ロシア勢力圏の構築=旧ソ連邦の版図復活の企み
         石油・天然ガスを武器にしての〝サバイバル戦略〟
  Ⅱ 〝資源依存〟経済からの脱却への試行錯誤
     A 「経済の現代化」「腐敗・汚職一掃」の呼号
     B ロシア型国家資本主義の限界露呈
         プーチン式「国有化」政策の致命的陥穽
     C 経済構造の抜本的変革に向けての苦悶
        〝エネルギー資源大国〟としての利を生かしての危機突破策

  Ⅲ プーチン専制体制打倒の階級的戦列の構築を!


■新世紀 第239号(2009年3月)

「強大国化」の翳りに怯えるプーチンのロシア
  Ⅰ ロシアの「強大国化」への障壁
  Ⅱ 国際金融危機・世界同時不況下のロシア経済危機の突破策
     A 石油・ガス資源依存=対EU貿易依存経済の諸矛盾の露呈
        国際石油価格暴落の深刻な反作用
        奇型的な産業構造と金融的基盤の脆弱性
     B 〝資源大国〟の利を活用しての生き残り策
        OPEC再編と天然ガス版OPECの形成
        地域経済圏の重層的構築
  Ⅲ アメリカ「一超」支配打破をたくらむ大攻勢
     NATO解体のためのEUとの瞞着と反米国際包囲網の強化
     中国と結託しての〝宇宙軍拡〟への突進
     今こそロシア階級闘争の質的転換を!



■新世紀 第237号(2008年11月)
グルジア ―― 切迫する米・露軍事衝突の危機
ロシアのグルジア侵略・軍事制圧弾劾!「人道支援」の名による米帝の軍事介入反対!
  Ⅰ さし迫る米・露の軍事的衝突の危機
      グルジア〝親米〟政権打倒を策すロシア
     〝21世紀のバルカン〟と化す中・東欧
  Ⅱ NATOの分解的危機とカスピ海石油・ガス資源の争奪戦激化
      対ロシア安保政策をめぐる米・EUの対立
      中洋石油・ガス資源の制覇をたくらむプーチン
  Ⅲ 〈米―中・露新対決〉下の世界大戦勃発の危機激成
      アメリカ「一超」世界支配の終焉と〈三極〉間対立の激化
     〈ドル体制〉の崩壊と排他的な経済圏の形成
  Ⅳ 既成反対運動の腐敗をのりこえ国際反戦闘争を創出せよ
  〔補記〕1ヵ月おくれの代々木官僚の「公式見解」



■新世紀 第236号(2008年9月

「双頭体制」の虚名を冠したプーチン専制体制の強化
  A 「プーチン路線継承」の儀式
  B 首相府権限の強化と統治機構の再編
  C 難産の「強大国への飛躍」
      アメリカ「一超」支配への挑戦
      至難の「産業構造高度化」
  D 〝BRICs連合のリーダー〟としての登場



■新世紀 第233号(2008年3月)
プーチン流「強国化」戦略 ――〝成功〟への幻惑
  Ⅰ プーチン専制支配体制の基盤固め
      翼賛議会確立をテコにした院政の地ならし
      擬似議会制を活用した強権的=軍事的支配体制の強化
      国民統合のためのロシア民族主義の鼓吹
  Ⅱ 米「一超支配」の最後的破砕のための策略
      MDシステム中欧配備への対抗
      CIS再統合=旧ソ連の版図復活の追求
      SCOを中軸にした反米国際包囲網の強化
     〈ドル体制〉への公然たる挑戦
  Ⅲ 資源依存経済からの離陸の模索
     「競争力強化」のための国家的施策
      資源=エネルギーの世界支配実現の野望
      農業の停滞と深まる社会経済的諸矛盾
  Ⅳ 〈スターリン主義の負の遺産〉を一掃せよ



■新世紀 第229号(2007年7月)
プーチン・ロシアの大逆襲
  Ⅰ 「一超」世界支配打破の凱歌
      宇宙空間のアメリカ「一超」支配への挑戦
  Ⅱ 旧ソ連邦の勢力圏復興の策略
     「NATO東方拡大」への反撃とCISの強権的再統合
      第二OPEC・天然ガス版OPEC形成の策動
      アジア経済圏形成への参画
  Ⅲ FSB強権支配体制の強化
      二大政党制の形式をとったロシア版〝大政翼賛会〟
      ロシア版国家資本主義システムの強化のもとで深まる矛盾



■新世紀 第228号(2007年5月)

スターリン主義の歴史的大罪 〈スターリン主義の負の遺産〉を超克せよ
   年表
  A 革命ロシアのスターリン主義的変質(スターリン・テルミドール)
  B 「大祖国防衛戦争」
  C 東欧「人民民主主義革命」
  D 中・ソ論争から国家的分裂=対決へ
  E 「社会主義国家」間戦争
  F 「ペレストロイカ」とスターリン主義の自己崩壊



■新世紀 第227号(2007年3月)
「大国ロシアの復権」の幻夢
  Ⅰ 対米総反攻への反転
      ブッシュ帝国のCIS切り崩し策への逆襲
      中東における〝失地回復〟の策動
      中国と結託しての「一超」支配打破の陣形構築
  Ⅱ 石油・天然ガスを〝武器〟とした「大国化」の策動
      FSBによる経済の強権的統制
      石油・天然ガスを〝武器〟とした覇権確立策
      軍産複合体の再建と〝ドル植民地化〟の打破
  Ⅲ 〝破局からの脱出〟の白日夢
      強権的支配の強化にまつわる諸矛盾
      FSB強権型国家資本主義の奇形性
     〝亡国〟の危機を根源から突き破れ



ウクライナ〝ヤヌスの顔〟政権の成立
  Ⅰ 〝親露〟ヤヌコビッチの勝利
      地域党主導の「大連立」政権の発足
      プーチンの対米反攻の奏功
      「民主化の輸出」の破綻をきたしたブッシュ帝国
  Ⅱ 〝ヤヌスの顔〟式基本政策
     「反NATO」の旗幟の明示
      ウクライナ内〝東西対立〟の深まり
      新興財閥の利害の政治的代弁者
  Ⅲ 〈米―中・露〉角逐下のウクライナの危機



■新世紀 第217号(2005年7月)

プーチン・ロシアの危機突破へのあがき
  Ⅰ ブッシュのCIS切り崩しへの対抗
      プーチンの巻き返し=対米〝反攻〟
  Ⅱ 石油を武器にした「大国ロシア復権」の夢想
      石油・エネルギー産業の国家統制の強化
  Ⅲ 経済基盤の脆弱性の露呈と国内支配体制の綻び


■新世紀 第216号(2005年5月)

プーチン・ロシアの苦悶
  Ⅰ ウクライナでの大破綻
  Ⅱ 「世界の一極」への台頭という願望
      外交政策の環としてのCIS統合
      ロシア中心主義への反発の噴出
  Ⅲ FSB強権体制の根底的脆弱性
      ロシア連邦構成共和国への統制の強化
      国家資本主義政策の実現困難性
      外資依存からの脱却不能



ウクライナからの手紙 
ユーシェンコもヤヌコビッチもともに成金財閥(オリガルヒ)の代弁人だ!
                        ウラジーミル・プローニン


■新世紀 第215号(2005年3月)

ああ チェチェン   尾瀬千秋
  血を血で洗ふいくさ場に変貌したり
  白人種
(コーカソイド)生誕の地よ

  祖国をもたぬチェチェンの戦士
  血涙しぼり決起せり独立めざし

  悍
(おぞま)しきロシア支配の二世紀よ、
  チェチェンの民の怨念おもへ

  過ぎし日〔一九九九年〕武力弾圧せし
  プーチン、ラスプーチンの智慧あらずやも

  よしゑやし国家独立めざすとて
  散らであれかしチェチェンの民よ

  おのが暴力棚にあげブッシュもどきに
  先制攻撃ほざくはプーチン

  千名をこえる死傷者に涙雨
  レーニンおらぶ民族独立

  民のぞむチェチェン独立なかりせば
  ムスリムの怨念消えやらで

  ……


■新世紀 第213号(2004年11月)
「大国ロシア再生」の夢
― 第二期プーチン政権の悲惨 ―
  Ⅰ FSB型強権体制の成立
  Ⅱ 「狂乱の10年間」からの脱出
      1 強い連邦国家の再建
      2「市場の法律的基盤」の整備
      3 買弁新興成金の跳梁
  Ⅲ FSB強権体制による資本主義化政策
      1「管理された市場経済」
      2「好調な経済」の内実
      3 プーチン式「国家資本主義」政策はロシアを救うか?



■新世紀 第209号(2004年3月)
ロシア連邦共産党の恥多き最期
  Ⅰ 下院選挙での惨敗
      唯一の争点になった「ユコス問題」
  Ⅱ 死の痙攣にのたうつジュガーノフ党
      1 オリガルヒとの癒着
      2 愚劣な誹謗中傷
      3 「反オリガルヒ」の消失
  Ⅲ 死滅した残存ロシア・スターリニスト



イギリスとウクライナから寄せられた共感の手紙
  「JRCLの党建設の教訓に学ぼう」 ― イギリスのグループ
   黒田のM・L主義への造詣の深さに感激 ― ウクライナの知識人



■新世紀 第206号(2003年9月)
コラム プーチンの繰り言 ―― アブラ狂騒曲
「ブッシュの野郎め、便所のなかまで追いつめてバラしてやる!
……またKGB言葉が出てしまった。でも、かまうものか……」
  「石油戦略」の見直し
  石油成り金の反乱
  石油企業の大安売り
  石油も資本も大統領の座も「逃げて」ゆく



■新世紀 第203号(2003年3月)

プーチン政権のチェチェン弾圧弾劾!
― モスクワでの毒ガスを使った人民大虐殺を許すな ―

  Ⅰ 化学兵器を用いた大虐殺
  Ⅱ 要求はただひとつ ――「ロシア軍はチェチェンから撤退せよ!」
  Ⅲ チェチェン侵略に反対して起ちあがれ!
     年表 チェチェン侵略の歴史
     コラム <皇帝プーチン>のデマゴギー



■新世紀 第196号(2002年1月)

現代版十字軍に加担するロシア
― マキャベリスト・プーチンが狙う漁夫の利 ―

  Ⅰ アメリカ帝国主義との〝黒い結託〟
     A 「反テロ国際同盟結成」を謳っての参戦
         アメリカ帝国主義の蛮行の一切を免罪
     B 「タリバン以後」をめぐる米—露(中)の醜悪な駆け引き
         北部同盟主導政権の樹立を画策
     C 〈9・11反米ジハード〉を陰で演出
         旧KGBの再統合と米—露の情報・謀略戦
  Ⅱ 中東・中洋イスラム圏における失地回復の企み
     A アメリカ帝国主義への巻き返し
         中東・中洋地域における〝反米〟包囲網形成
     B 中国との同盟的結束を基礎にしてのCIS再統合
     C 中東・カスピ海石油資源争奪戦の激化
  Ⅲ プーチン版「強いロシア復活」戦略の反動性
     A 「反テロ国際同盟形成」の虚妄
         「反テロ」の御都合主義性
     B 旧ソ連邦勢力圏の再興の野望
         プーチン外交のマキャベリズム的本質
     C ロシア大国ナショナリズムの鼓吹
         プーチン政権の戦争加担を許すな



■新世紀 第191号(2001年3月)
プーチン・ロシアはどこへ行く?
― 「強い国家に統制された市場経済」の虚妄 ―

  Ⅰ「強大国ロシアの復活」への渇望と暗中模索
     A 「失われた10年」=エリツィンの〈負の遺産〉からの起死回生策
         国家的威信の失墜と勢力圏の喪失
         経済的崩壊と政治支配体制の危機
     B 国難突破のために奔走するプーチン政権
         中国との同盟的結託を基礎にした反米包囲網の形成
        「法の独裁」の名による強権的=軍事的支配体制の構築
  Ⅱ 〝半植民地ロシア〟からの脱出へのあがき
     A ロシア経済の「回復基調」なるものへの淡い幻想
         原油高とルーブル安を条件にした「景気好転」
         ロシア経済の基盤的大崩壊
     B 経済再建のためのプラグマティックな追求
        (1) 国家財政破綻の抜本的打開
        (2) 「戦略的輸出商品」を武器にしたリーディング産業の育成
        (3) 金融システムの整備と崩壊した産業基盤の再建
     C 経済危機脱出策をめぐる泥沼的な政策的イデオロギー的対立
        「グレフ・プログラム」とアバルキンの反論
        「国家的統制」の分野とその度合いをめぐる対立
         猿マネ「自由主義」派とゴルビー回帰派との奇妙な対立
  Ⅲ 擬似資本主義経済の国家資本主義的弥縫
     A 「国家的統制のもとでの市場経済」なるものの倒錯
         技術・資本の導入による資本の論理の貫徹
         軍産複合体中軸の「経済再建策」は何をもたらす
     B 「エリツィン改革」破綻の皮相な教訓化
         エリツィン改革の10年とその大破産
         エリツィン改革の破綻の必然性
     C「市場経済化」の幻想の崩壊とその根拠
         資本主義化の破綻の三形態
         ゴルバチョフ式の「調整される市場経済」の二番煎じ

     〔資料〕 ロシアの主要な金融・産業資本
      プーチン大統領専制体制
     〔年表〕 エリツィン・ロシア10年の<負の歴史>